2025/7/24
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気持ち新たに、原点を忘れず |
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『あしたのために』2025年 第11号── 気持ち新たに、原点を忘れず ── 【2007年3月号より】 今年度の中学受験もすべて終了。3年前に大失敗をして以来、自信をなくしてやめていた滝中入試の問題予想を、「もし外れても、文句なしだよー。」という超弱気な姿勢ながら、久しぶりにチャレンジしてみた。そうしたら物理範囲の◎(大本命)に推した『物の運動(ふりこ)』の範囲が大ビンゴ!全49問中なんと17問がこの範囲ということで、自分で自分に感心し、満足していたのだが…。試験が終わった後、だーれもそのことにはふれてくれないっ!「もうっ、みんな冷たいなー。」って思ったけど、私としては合格して満面の笑みを浮かべているその表情を見たときが、一番「この仕事をして良かった。」と思える瞬間だから、まあいいや。 新たな試みとして、5年・6年進学のハイレヴェルクラスがスタートする。我が生涯の夢、日本最高峰の灘中学校に合格する塾生を輩出すること。そしてやはり、少しでも多くの塾生が我が母校(滝中)に合格することが、今年度の目標。 【2025年の細川より】 これが、『あしたのために』の初稿です。懐かしい~。 そして、今年の滝中(理科)も大的中!「推し」の単元がズバリ出題されました。ただ、直後にその話題をふってくれたのは…たったの1人。しかも「あ、出たよ~」っていう、軽いノリのひと言(笑) 思えば、子どもたちから「ほっそー、的中すごい!」って反応をもらった記憶は、25年間一度もなーし(笑) ちょっと寂しいけれど、それが目的ではないので、やっぱり「まあ、いいや」って感じです。 予想の裏には、地道な準備があります。競馬で培ったデータの読み取りを活かして、毎年作成している出題範囲表と、過去問を徹底的に分析した出題傾向の記録。それを基に、6年理科のテストも現在進行形でブラッシュアップ中です。 今年は久しぶりに『原点回帰』という言葉が、自分の中でキーワードになっています。昔書いたこの初回コラムにも、今と変わらぬ想いや姿勢が確かにあったんだなぁと、改めて感じています。 そして、来週からはいよいよ夏期講習。6年生にとっては、受験前最後の夏。 この夏の努力が、冬の結果を変えます。お互い「気持ち新たに」がんばりましょう! |
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