2025/9/3
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遂に大台 |
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『あしたのために』2025年 第15号 ──遂に大台── 【2007年9月号より】
父は30の時、一家全員に飯を食わせ、母は30の時、一家全員の飯を炊いていた。 改めてスゲエなって思う。今の私には到底無理な話である。感謝・感謝。
しかし、自分は今できることをやるしかない。今年の夏、30歳にちなんでって訳でもないが、30日連続出勤という荒技を成し遂げた。しかも終盤は仮装大会(あのジャック・スパロウですわ)に合宿というハードスケジュール。14日は眠りこけた。
ただこれだけでは、終わらない。一週間の休みなどあってないようなもの。16日は6年HL100円講座!ハナから赤字決定の出血大サービス!しかも灘の問題難しすぎっ!続いて次週のテスト・教材づくりが待っている。今年度から、気に入らないものはすべて新たに作り直すって自分で決めたんだから妥協はできない。やり始めたからには、やり遂げねば。ただ作っていても気がめいるので、塾の備品のCDラジカセでクラシックを大音響で流す。少しだけ気持ちが安らぐ休みの日にしかできないひそかな楽しみ。
合間をぬって、久々にFF6をやる。東野圭吾の推理小説を読む。ダイ・ハード4を観に行く。独り暮らしの祖母に顔を見せに行く・・・。なんだ。結構遊んでるし。ん?いやっ。本当は24のシーズン5も観る予定だったし、バイオハザード4もやるはずだった・・・。予定が大幅にずれこんだなぁ・・・。あ~あ、こんなことじゃ結婚できませんな。
まあでも人生、楽しいのが一番。今、自分自身とっても充実しているように思う。学生時代、人生とは無意味で悲しく空しいものだと考えていた頃が懐かしい。一体何を悩んでたんだろうね~。年月は人を変える。40歳の時はどうなってるのかなぁ・・・? 【2025年の細川より】 40はとっくに超えて、もはや50が迫っており、白髪もますます増えてきましたが、生活スタイルはほとんど変わっていませんね。 以前の号で「塾が休みの時は、極力塾のことを考えない」という考え方に変わりました、と書きましたが、フリータイムに本や新聞を読んだり、クイズを解いたりすることも、塾で全教科を教える立場としてはすべて役に立っている訳で、更に「塾のこと」まで考えていたら、ちっともリフレッシュされないまま日々が過ぎていくような気が最近し始めた訳です。 そこで折角、大好きな一人でいる時間が確保できる自宅では、なるべく「趣味」そのものに没頭しよう、となったのです。後、株への投資も新たに「趣味」というよりは、昨今流行りの「二刀流の仕事」として加わりましたが、これがめちゃくちゃ面白い! 一方、SNS全盛の時代になって、Facebookなどに手を出したこともありましたが、ちっとも面白くないので、休日は丸1日スマホを見ずに過ごすことも・・・。 これが、私なりのQOL(生活の質)の上げ方です。 実際、子どもたちにも、家庭学習で「長時間」の勉強を強いることはしません。むしろなるべく「短時間」で集中して成果をあげることをお勧めしています。 一度きりしかない人生。なるべく嫌なことをせず、楽しいと思える時間を過ごせたらいいですよね。その一助となれるよう、面白くてためになるネタを無意識のうちに追いかけている日々です。 |
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