「中学受験専門塾」
朝日進学ゼミナール犬山校
 
対面授業でなくては伝えられないものがあります!
集団授業は2週間の無料体験ができます!
 
お気軽にお問い合わせください!
☎0568-62-1908
〒484-0081  愛知県犬山市犬山東古券197-3 
犬山ビル2F
asahizemi.snow.ocn.ne.jp 
  
2025/9/18

試験に向けて〈実践編1〉

『あしたのために』2025年 第17号

──試験に向けて〈実践編1〉──

【2007年11月号より】

今回は筆記試験必勝法・実践編である。
最初に断っておくが、「必勝法」と言っても決して楽に合格できるわけではない。相応の努力は当然必要になる。


志は高く

漢検準1級は、200点満点中150点で合格。私は180~190点を目標に据えた。
なぜか?私は超がつく臆病者で、ギリギリの合格ラインで受けるのがとにかく怖い。余裕でクリアできる自信がほしかったからだ。

これを滝中受験に置き換えると、踏青会模試のボーダーラインは偏差値57~58あたり。したがって目標は62~63程度に設定するのが妥当だろう。
「いや、絶対ムリ!」と思った人もいるはず。しかし本当にそうだろうか。

例えば現在偏差値40の5年生。残された模試は9回。1回ごとに2.5ポイントずつ伸ばせば──

40 + 2.5 × 9 = 62.5!

目標クリアだ。これで滝に合格。夢物語ではない。実際に過去、そういう子もいたのだ。


日々の計画には“空き”を作れ

毎日びっしり課題を詰め込み、「これで完璧」と思い込む人がいる。
だが、人間は神でもゴルゴ13でもない。そんな計画はまず破綻する。

たった1日やり残すと、ズルズル遅れてやる気を失い、「や~めた」となるのがオチだ。

だから私は、5週間しかなかった漢検準1級の勉強期間の中でも、週1日は“空き”を設けた。
不測の事態で計画が狂っても、その“空き”の日で帳尻を合わせればよい。これが計画を続けるコツである。


飽きない工夫をせよ

私はとにかく飽きっぽい。1時間も続ければ大抵のことは嫌になる。だから工夫した。

例えば漢字の勉強なら、

  • 読みを2ページ

  • 書き取りを2ページ

  • 四字熟語を2ページ

というように、分野を切り替えて進める。これだけで気持ちが楽になる。

「正答率の低い分野ばかり集中してやるのが効率的」と思うかもしれない。だが、あまりにできないと心が折れる。
だから時には簡単で確実に得点できる分野をやり、自信を回復することも大事だ。もちろん苦手分野から完全に逃げてはいけない。

また、いわゆる「勉強」だけが学習の仕方ではない。歴史マンガ、図鑑、新聞、ニュース、クイズ番組などから自然に身につく知識は大きな財産になる。楽しく継続できる方法を持つことも重要だ。
 

【2025年の細川より】
 

 今回も考え自体はほとんど変わっておりませんが、修正・補足のポイントがあるとしますと・・・

●現在は踏青会模試がアタックテストに変わり、滝の偏差値ボーダーラインが61に設定されてる、というのが当時との違い。

●「2.5ずつ偏差値を上げる」と言っても、実際毎回きっちり2.5ずつ上げるなんてことは不可能なので、全体像としてそのラインで右肩上がりになっていればOKです。ただし一度たりとも「後退」はしない、という強い意志は欲しいです。
 
 私は入塾時または年初に、「家庭学習の留意点」という資料をお渡ししているのですが、成績が伸び悩んでいる子は、ほぼ例外なく、そこに記載されている「約束事」を守れていません。

 裏を返せば、その「約束事」をきちんと継続的に実践してくれれば、大体誰でも「滝中合格」のレベルに持っていくことは可能、と信じています。

 是非頑張ってください!

最新記事
月別アーカイブ



〒484-0081
愛知県犬山市犬山東古券197-3
犬山ビル2F
TEL:0568-62-1908

    新規塾生募集中


朝日進学ゼミナール犬山校では、新規塾生を募集しております。

お電話での受付時間
月曜~金曜 16:00~22:00

メールでのお問い合わせは、24時間受け付けております。
asahizemi@snow.ocn.ne.jp

休日:土曜・日曜