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2026/1/10
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All Last(オーラス) |
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『あしたのために』2026年 第1号 ──All Last(オーラス)── 【2011年2月号より】
12月31日の大晦日が年の終わりで、1月1日の元日が年の始めなのは誰もが知る常識だが、年賀状を一枚も送らないかぶき者の叉焼麺君にそんなものが通用する訳もなく、年の終わりは今年度の場合、12月26日と2月6日ということになる。勘の良い方はこれでもうお気づきかと思うが、今月号では後者の締めとして、教材についての思いをしたためておきたい。
私がこの塾で働き始めてちょうど10年が過ぎようとしているが、毎年何らかのテーマを持って教材作りに取り組んできた。今年度は特に6年生理科復習テストの内容を再度見直し、増訂してみた。その結果、手前味噌ではあるが現状で95点はあげてもいい出来映えとなった。(100点というのは永久にありえないと思っているので・・・。)さらに細かい点で改良できる箇所はあると思うので、来年度には97・8点の出来でお渡しできると思う。かなりの自信作なので、理科の勉強はまずこのテストを復習し、できれば満点をとれるくらいの状態にして入試本番に臨んでほしいと、何度となく繰り返し言ってきたのだが、ちゃんとこなしてくれたのだろうか?また社会の3回書きテストも、その場しのぎのいわゆる“枠覚え”ではなく、内容の熟読までしてくれたのだろうか?プリントの整理ができていなかったり、直前になって何を勉強したら良いのか分からず、結局市販の参考書や問題集に頼るのだとしたら、ウチの塾に通う意味がない。6年生1年間でかかる費用は約100万、なのになぜか給料が大したことない気もするが、授業料に見合った教材を提供するのは、私に課せられた当然の義務である。滝・東海・南山女子をメインに約15年分の傾向から分析して、必要・不必要な内容を仕分けし、学年が始まる段階で既に終了までにいつどの段階で渡すのかを決めてある、1枚1枚のプリントやテストを、もう少し大切に扱ってほしいね。結局それを生かすも殺すも塾生自身なのだから。
一方で苦言を呈さねばならないのが、あの今年度から長ったらしく平凡な名前になってしまった組織だ。昨年度の5年理科・社会の作問者は私と感性が近いというか、「ツボを心得ているね~。」という感じで、全体として90点はあげてもいい出来だったと思う。ところが今年度の作問者ときたら・・・。まず6年第2回の理科。なんじゃありゃ。1年目の私でも恥ずかしくて作れない稚拙な内容。ていうかそんな問題、灘ですらでねーよ。即シュレッダー送りですね。更に酷かったのは、T中・T中・N中模試。薄々嫌な予感がしていたので、紹介はしたものの、積極的に勧めなかった訳だが、予想を下回る内容と判定。よくも塾生をコケにしてくれたな。向こうから請求がこなかったら、集金するのをやめようと思ったくらい。とはいえ紹介してしまったのは、私の責任。貴重な時間と金を浪費させてしまったことを心から反省し、この場を借りてお詫びいたします。もう来年からは、紹介すらしません。もし紹介することがあるとしたら、先に内容を吟味し、しっかりした判定が出ることを納得してからにします。という訳で、成績表には火をつけて、きれいさっぱり忘れてください。こうして青二才の下っ端が吠えても、どっぷりぬるま湯に浸かったアンシャン・レジームはそう簡単に変革できない。自らの力不足を痛感しつつも、塾生と保護者の方々には、似非情報に惑わされることなく、最後の戦いに臨んでいただきたいと切に願っている次第です。 【2026年の細川より】15年前の叉焼麺君(私の渾名です(笑))、血気盛んですね~。今ならここまで書かないでしょうけど、「気持ちは同じ」です。 当塾で使用している教材(『新演習』中心)も、四谷大塚の『予習シリーズ』も、他の塾で使用されていたり、市販されている教材も、「実際には必要のない内容」結構ありますよ。 一方で、「ここは絶対抑えてほしい!」ってポイントが、案外アッサリだったり、記載されていなかったりもします。 でもその感覚は、30年分のデータの蓄積(自らの中学受験も含めれば40年近く)による経験がないと、そう一朝一夕に身につくものではない、と思っております。 世の中に私より賢い人は山ほどいるでしょうが、県内中学入試に関するそれだけは誰にも負けない!(AIにも負けない!)との自負を持って仕事をしております。 逆に言ったら「その部分で負ける」と思った時が、引き際なのでしょうね。 |
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